2024年10月からスタートしたアニメ「チ。 ―地球の運動について―」のOP曲「怪獣」の歌詞の意味を解釈していきます。
サカナクションの手がける主題歌とアニメはどのようにリンクしているのでしょうか?
サカナクション「怪獣」の歌詞の意味を解説!
2024/10スタートのアニメ「チ。 ―地球の運動について―」。
このアニメの原作は漫画ですが、映像化される前から話題になっていた作品です。
アニメ3話までを観ると、漫画1巻の表紙の意味がわかるっていう凄まじい繋がり。感動を現実世界でも繋いできた。#チ pic.twitter.com/QTdj8QmPFp
— BISC✪ (@Cobisco) October 21, 2024
今回は「チ。 ―地球の運動について―」のOP曲である「怪獣」(サカナクション)の歌詞の意味を解釈していきます!
登場人物の心情がいろいろな言葉で表現されているので、見てみましょう!
①「秘密」
歌詞中に出てくる「秘密」とは
のことでしょう。
アニメの舞台は15世紀のヨーロッパ。
天動説(地球を中心に太陽などが回っている)が宗教的にも信じられていた時代でした。
それを覆す地動説(太陽を中心に他の惑星が回っている)を唱えることは死に値することも。
アニメじゃ待ちきれなくて🌏
— あっきーな (@akiiina88) October 22, 2024
選挙前ってのも相まって
深い。面白い。2周目。#チ pic.twitter.com/VMtsqselEB
そんな時代背景の中で登場人物が地動説に魅入られていく様子を「秘密」と表現しているのかもしれません。
「怪獣」にはアニメの内容が分かりやすく示されている部分も!
②「赤と青の星」
「チ。 ―地球の運動について―」のアニメのOP映像では「赤と青の星々」という歌詞の部分で夜空に輝く星々が写しだされています。
このことからサカナクションの「怪獣」の中でも星というワードがストレートに表現されているようです。
地動説を語るうえで星の存在は切っても切り離せませんね!
次は主人公の気持ちを現わしたこんな歌詞も・・
『チ。』3話
— 鋼鉄隊長 (@tottokogmk2001) October 22, 2024
ナメてました、すいません。めちゃくちゃ面白いです。
最初こそ生意気なガキとしか思っていなかったが、主人公ラファウの決意に感服。
まるで天地がひっくり返るように前話までの予想が覆され、驚くほど魅力的に展開が加速していく。このアニメはとりあえず3話まで観て判断すべき。傑作。 pic.twitter.com/2YuDfkrktv
③「好都合」
OP曲「怪獣」に出てくる「好都合」という言葉の意味は
主人公の好奇心の強さが伺える
部分です。
サカナクション「怪獣」
— サカナクションまとめ (@sakanamatome) September 5, 2024
歌詞はこんな感じに聴こえる(不確実な部分あり)
おお 丘の上で 星を見る ただ知る
この寂しさも 朝焼けで
手が染まる頃にはもう 忘れてた
この世界は 好都合に未完成
新しい何か
(?)(?)に 遠く遠く 叫んで
また 消えてしまうんだ
アニメの時代設定は15世紀の異端思想がひどく処罰されていた時代。
この「好都合」という言葉からは
ということが連想されます。
チ。全巻買ったんやけど面白すぎるからはやくアニメでも見たすぎる…😭🙏
— 目目 (@mm_mp100) October 25, 2024
繋ぐことを選んで遺していく人たちの積み重ねが今なんだと思うと…
人間やっぱすごいな、、ってなる pic.twitter.com/7LOSMIlN10
④「怪獣」
曲のタイトルにもなっている「怪獣」。
「怪獣」には
が表現されているのではないでしょうか?
地動説を唱える登場人物が
・怪獣のように世界を敵に回す存在と思われる
・人々を破滅へ向かわせる存在
として扱われているのが伝わってきます。
チ。
— ᴀкʏs 🦊 (@___AKYS___) October 13, 2024
面白い
15世紀のヨーロッパ。異端者は処刑される。先人が作り上げた常識に疑問を抱くだけで拷問、厳罰
葛藤しながらも、同調圧力に屈することなく、命懸けで自分の発見や好奇心を突き詰める研究者の情熱に心が熱くなる。
オープニングはサカナクション。エンディングはヨルシカ。共に最高です。 pic.twitter.com/BqQW7uWRuX
また歌詞の続きには「叫んでも消えてしまう」という一節も。
このことからもどんなに真実を語っても受け入れられなかった時代背景が伺えます。
⑤「手が染まる」
この「手が染まる」には処刑で流された血で「手が染まった」とも考えられるのではないでしょうか?
「チ。 ―地球の運動について―」では地動説を訴えた者が多く処刑されました。
で手が染まったという解釈もできるのではないでしょうか?
地動説を唱えてた人が異端者で処刑されたのって本当の話なんだ。その辺り忠実なのはチ。面白いな。
— ウェイブりん (@night_schumache) October 25, 2024
『チ。-地球の運動について-』、だーいすき。
— きあ🍞 (@Rorschach_japan) October 23, 2024
異端は処刑されると知りながらも、どうしても星々の動きから目が離せない。
今まで培ってきた正しさを全て覆すほどの美しさがそこにあり、それを追い求める衝動性、好奇心、探究心すらも美しいと感じてしまう。
サカナクション「怪獣」の配信・リリース日はいつ?
サカナクションが歌う「怪獣」はどのように作曲されたのでしょうか?
「怪獣」の配信はいつなのかも気になりますね!
「怪獣」の発売日はいつ?
サカナクションの「怪獣」の
・配信日は未定
・曲自体が未完成
(2024/9/30時点)
との事。
9月30日でも「怪獣」の後半の歌詞ができず、こんな状況だった山口一郎さん。想像もしてなかった。鬱の怖さを命懸けで示してくれる😭。ありがとう、再出発は、あくまで一郎さんの心地良いペースでいいからね。#サカナクション pic.twitter.com/LV5JZMUmYN
— 砂田 薫 古民家カフェ🍑「ももや」/ギャップイヤー・ジャパン (@_JGAP) October 25, 2024
山口一郎さんは鬱で休業していたので、作曲に時間がかかったのかもしれませんね。
一生懸命、作曲されているんですね・・!
詳しい詳細は不明ですが、曲が完成次第リリースされると思われます。
「怪獣」制作秘話
サカナクションのボーカルの山口一郎さんは「怪獣」の製作にあたりこのように語っていました。
原作のもつテーマをわかりやすく、具体的に音楽にするのではなく、 いかに抽象的で説得力のあるものにするかということに重点をおいて制作しました。
(引用元:https://sakanaction.jp/news/)
サカナクションの楽曲は抽象的な歌詞の物が多い印象ですが、「怪獣」は
歌詞が分かりやすい
ので、アニメの内容とさらにリンクしていると感じるのではないでしょうか?
まとめ
2024/10スタートのアニメ「チ。 ―地球の運動について―」のOP曲「怪獣」の歌詞の意味を解釈しました。
サカナクションの曲は抽象的な歌詞が多い印象ですが、「怪獣」は歌詞も分かりやすくアニメとリンクする部分がストレートに伝わってきます。
また、「怪獣」の配信日は2024/10/25時点では不明とのこと。
「怪獣」の歌詞の解釈を読んで、さらにアニメが楽しめるのではないでしょうか?
ED曲の「アポリア」の歌詞も複雑ですよね~!!
👇👇👇
ヨルシカ・アポリアの歌詞の意味を考察!実は悲しい歌だった?アニメ「チ。 ―地球の運動について―」ED曲