『劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来』の主題歌、「太陽が昇らない世界」。
鬼滅を代表する歌姫の一人、Aimer(エメ)さんが担当されると発表され、話題沸騰ですよね。
今回は「太陽が昇らない世界」の歌詞の意味や世界観を深堀していきましょう!
Aimer【太陽が昇らない世界】歌詞の意味を解説!
Aimerさんの甘くハスキーで透明感のある唯一無二の歌声は、「鬼滅の刃」の壮大な世界観にぴったりですよね。
やっと鬼滅観に行けたー☺️クオリティすごくて次は5年後と言われても仕方ないレベル👏👏
— cham (@cham11131011) July 24, 2025
そしてそしてAimerさまのOPが!!イントロから素晴らしくて鳥肌〜!!!!一気に世界観に惹き込まれてたまらない!!!!⤴️早くライブで聴きたい😆ジャケットもかわいいよ〜🥰🫶✨#Aimer#太陽が昇らない世界 pic.twitter.com/Z2LKeS6T7E

イントロからいっきに引き込まれちゃう!!
歌詞に込められた感情と炭治郎や鬼殺隊と猗窩座の生き様がどう響き合うのかを探っていきましょう。
①「元凶」・「理不尽」・「ダークネス」──それは鬼舞辻無惨の存在
冒頭から不穏なワードが並びますよね。
・元凶
・理不尽
・ダークネス



きっと、鬼舞辻無惨のことよね!
人の命を弄び、仲間さえ切り捨てるその冷酷さは、まさしく
猗窩座もまた、その“元凶の一部”として人生を狂わされた存在ですね。
無惨は彼の絶望につけ込み、人間としての記憶と尊厳を奪い去ることで、強さという名の呪いをかけたのでしょう。



猗窩座も無惨の犠牲者かも!
無惨という漆黒の存在に呑み込まれ、悲劇を生み出す駒とされた者たちの、終わらない物語が鬼滅の刃ですよね。
無惨に呑み込まれた者たちの悲劇
がここにあるのかもしれませんね!
②「震える魂」・「熱くなれ」──煉獄の炎を受け継ぐ者たちへ
歌詞が表現している、戦いの中で心が震えるとは、
の証ですよね。
上弦の参・猗窩座(あかざ)という圧倒的な強者の前に、炭治郎も義勇も、恐怖を超えようというように見えます。
歌詞に出てくる
・「震える魂」
・「熱くなれ」
という言葉は、そんな彼らが自らを鼓舞する叫びそのものなのでしょう。
特に「熱くなれ」というフレーズは、かつて同じ猗窩座と対峙し、命を燃やした炎柱・煉獄杏寿郎の最後の言葉
と強く重なります。
煉獄さんの生き様、そして死に様は、炭治郎の心に消えない炎を灯したようでした。
弱き者を守るというのは、煉獄さんが命を懸けて示した柱としての責務と誇りだと思います。



鬼滅の刃の曲はいろんな登場人物の心情が出てていいよね~



映画のED曲も鳥肌モノ・・!
【2025鬼滅の刃】映画主題歌・Lisa「残酷な夜に輝け」の歌詞の意味が深すぎる・・!


その意志を継いで戦う炭治郎の目には、猗窩座への消えぬ怒りと共に、決して揺らぐことのない確かな決意が宿っていたのでしょう。
この戦いは、煉獄さんの想いを未来へ繋ぐための戦いだったのかもしれませんね。
次の歌詞はあの鬼の心情が・・
③「苦い記憶」・「縛りつける影」──猗窩座の過去と心の傷
猗窩座は、ひたすらに強さだけを追い求める鬼ですよね。
しかし、その心の奥底には、
だった頃の、決して消えることのない記憶が深く刻まれているようです。
・病気の父
・許嫁の恋雪
・救ってくれた師範
を守りきれなかった、あの日の圧倒的な無力感。
守りたかったものを全て失ったその絶望は、鬼となってもなお彼の魂を縛り付けているようです。



猗窩座にも辛い過去が…
彼の強さへの異常な執着は、胸の奥に残る絶望を埋め合わせようとする、悲しい性なのかもしれないですね。
という言葉は猗窩座が心の底に封じ込めた、救われなかった自身の感情のことではないでしょうか。
劇場版「鬼滅の刃」無限城編/第一章
— のじっちTV/鬼滅の刃 (@nojitv) July 16, 2025
映画公開まで、あと1日✨
本日、7月17日(木)24:00〜最速上映開始
恋雪と慶三の声優さんが
劇場内にて発表されます❄️
さらに、主題歌「AimerとLiSA」の楽曲が
初公開となります。#鬼滅の刃 #無限城編 #猗窩座再来 pic.twitter.com/UDNaOJDKle
戦いの最中に炭治郎が放つ、過去の痛みをえぐるような言葉に、猗窩座の心は激しく揺さぶられているようです。
鬼という仮面の奥で、
彼はなおも人間だった記憶に囚われ、苦しみ続けている
かもしれません。
それこそが、彼が真の鬼になりきれていない、何よりの証と言えるではないでしょうか。
④「無限の黒空」・「悪意満ちる」──戦いの舞台・無限城と「無限」というテーマ
“無限の黒空”は、まさに最終決戦の舞台となった無限城そのものを指しているのではないでしょうか?
鬼滅の刃において「無限」という言葉は、無限列車編から続く重要なテーマですよね。
無限列車では夢という精神的なものでしたが、この無限城は物理的な迷宮として炭治郎たちの前に立ちはだかります。



上弦の鬼となった鳴女(なきめ)の血鬼術で操らている無限城。
そこは、柱たちの感覚すら狂わせる異次元の空間に見えます。
鬼舞辻無惨の歪んだ精神世界が具現化したものであり、彼の底知れぬ“悪意”や“殺意”で満ちているように思えます。



パワハラ会議の舞台としても有名です。
この無限城で1000年以上続いた無惨による地獄を、炭治郎や隊士たちは命の輝きで打ち破ることができるのか。
物語の核心に迫るテーマが、このパートに凝縮されていると思います。



ED曲「残酷な夜に輝け」もアツいよね~・・
【2025鬼滅の刃】映画主題歌・Lisa「残酷な夜に輝け」の歌詞の意味が深すぎる・・!


⑤「ただ前を向いて」──鬼殺隊、不屈の意志
お館様を亡くしてどれだけ絶望しても、立ち止まらずに前を向く。
この歌詞に込められたメッセージは、炭治郎一人のものではなく、鬼殺隊という組織そのものの魂を表してますよね。
もちろん、主人公である炭治郎の姿は、その象徴の最たるものだと思います。
倒れても、再び強く剣を握りしめる炭治郎の姿に、胸を熱くせずにはいられません。
猗窩座との戦いの中で、炭治郎がついに見せた、
への到達も、まさにその“自分を超えていく覚悟の結晶でしょう!



透き通る世界は、至高の領域。
しかし、不屈の意志は、柱だけでなく、名もなき一隊士に至るまで、皆が胸に宿していますよね。
姉と親友を失ったことを引きずり、
とまで思い詰めていた冨岡義勇。



お館様の気遣いと炭治郎の優しさで立ち直ります。
託された未来を守るために奮い立ち、刃を振るい続ける義勇さん。
その不器用な覚悟に、胸が締め付けられませんか?



親友、錆兎(さびと)との友情は泣ける
他の柱たちも、それぞれが壮絶な過去を抱え、それでもなお鬼の前に立ち塞がっています。
前へ進むことだけが、この長い闘いを越えて、希望の光へと導く唯一の道という風に聞こえます。
“ただ前を向いて”、このメッセージは、
⑥「あの日に戻れたら」──猗窩座、失われた人間性への哀歌
猗窩座にも、人間・狛治(はくじ)として生きていた時がありました。
という歌詞は、強さのみを追い求めた猗窩座の切ない願いを表現しているように思えませんか?
猗窩座の術式展開の雪❄️の模様は恋雪の髪飾りから来ていることは知ってて映画館で泣き崩れたけど、今描いてみて猗窩座の髪と服の色も恋雪の着物の同じつつじ色であるということを知って、二度崩れ落ちた#狛恋 #狛治 pic.twitter.com/wSdrL8tMWN
— 葵心 (@aoigokoro) July 26, 2025
病気の父を想い、信じられる師匠と出会い、愛する女性を守ると誓った、ささやかでも確かな幸福。
鬼にならず、ただ一人の人間として、あの花火を二人でずっと見ていられたなら…。
この取り返しのつかない後悔の感情は、「あの日に戻れたら」という歌詞と悲しく重なるようです。
強者との戦いに執着する彼の姿は、過去の無力感から逃れるための、歪んだ復讐だったのかもしれませんね。
炭治郎との戦いの中で、猗窩座は一瞬心の揺らぎを見せます。
それは単なる動揺ではなく、鬼の仮面から、哀しみに満ちた魂が漏れ出した瞬間だったのかもしれませんね。
⑦「修羅の時」──決着と、届かなかった太陽
「修羅」という言葉は、猗窩座のただひたすらに戦い続ける姿を現しているのではないでしょうか?
多くのものを失った末に、ひたすらに強さだけを求めて戦い続ける猗窩座。



まさに修羅の道を生きる男ですね。
猗窩座は、人間性を捨て去った時から、決して夜が明けることのない
の住人になったのでしょう。
炭治郎は猗窩座との戦いの中で、猗窩座の心の奥深くに眠る“狛治”を呼び覚ましました。
しかし、あまりにも長く修羅の道に浸かりすぎた猗窩座。
猗窩座は、自らの罪を認め、鬼としての生を終わらせることを選びます。



あまりにも悲しい決断です。
この曲は、そんな彼の救われなかった悲しき生き様に寄り添いながらも、対照的に誰かを守るために戦う鬼殺隊士の尊い輝きを、力強く照らし出しているように聞こえてきます。
続いて「太陽の昇らない世界」の制作秘話を見てみましょう!
Aimer【太陽が昇らない世界】2025鬼滅の刃・映画主題歌の制作秘話
では「太陽が昇らない世界」はどのようにして制作されたのでしょうか?
制作チーム
太陽が昇らない世界の作曲・作詞陣はとっても豪華!
作詞: 近藤光(ufotable)- アニメ「鬼滅の刃」の総合プロデューサー
作曲: 椎名豪 – アニメ「鬼滅の刃」の劇中音楽担当
編曲: 椎名豪、宮野幸子
作曲の椎名豪さんは、鬼滅の刃の音楽を担当している作曲家ですね。
特に、劇伴音楽や挿入歌「竈門炭治郎のうた」などで知られています。
作詞の近藤光さんは、なんと鬼滅の刃のアニメ制作会社『ユーフォーテーブル有限会社』の
作詞、まさかの近藤社長でビックリ
— のうりー (@Nowlyyy) July 17, 2025
あなた監督だけじゃなくて作詞も出来んのかい https://t.co/LKOcVreVke



社長自ら作詞!
この楽曲の最大の特徴は、作詞・作曲を映画の制作スタッフが担当したことです。
つまり、この曲は映画そのものから生まれた楽曲と言えるでしょう。
異例のレコーディング方法
Aimerのインタビューによれば、レコーディングは従来のやり方とは大きく異なる形で行われました。
近藤さんが「アニメの絵を観ながらレコーディングしてみませんか?」と提案してくださって、レコーディングブースにテレビ画面を置いて、アニメの絵を観ながらレコーディングしました。初めての体験だったんですが、作品のイメージがより掴みやすくなったおかげでさらにエモーショナルなテイクが録れたんですよね。
(引用元:billboard-japan.com)
その他にも、こんな手法がとられたようです。
・本能的なアプローチ:普段は理論的なタイプですが、この曲では「出たとこ勝負」の本能的なアプローチ。
・映画と一体化した制作プロセス:アニメの映像がほぼ完成した状態で歌のレコーディングを行う。
ヘッドホンで大音量で聴いて劇場での衝撃を噛み締め直してる。クセになる。
— m5 (@aimer_m5) July 24, 2025
Aimerさんの歌唱が未知の楽器となり、最高としか形容できない劇伴が爆誕した。#太陽が昇らない世界
最高の映像と最高の楽曲で、最高の作品になりましたね!
Aimerと『鬼滅の刃』の関係
Aimerは、2022年に放送された「鬼滅の刃 遊郭編」で起用されました。
『残響散歌/朝が来る』(ざんきょうさんか / あさがくる)は、2022年1月12日にSACRA MUSICより発売されたAimerの両A面シングル。表題曲はそれぞれテレビアニメ『鬼滅の刃 遊郭編』のOPテーマ、EDテーマに起用されている。CDリリースに先駆け、2021年12月6日に「残響散歌」が先行配信された。
(引用元:Wikipedia)
今回が約3年ぶりの『鬼滅の刃』とのタッグとなります。
「残響散歌」は2022年のBillboard JAPAN総合ソング・チャート”JAPAN Hot 100″で
Aimerの紅白歌合戦初出場時の歌唱曲にもなった重要な楽曲でした。



♪残響~
この曲がAimerのライブスタイルを変えるきっかけとなり、より観客と一体となるパフォーマンスへと発展していきました。
この曲も最初と最後の”ダークネス”のところは盛り上がりそうですよね!
また勢いだけで描いてしまたー!😅💦闇のAimerさん…🐦⬛
— 青 (@blueaoaimer) July 21, 2025
"ダークネス"の発音が最高!!高音ロングトーンにかーーーーーーっこ良すぎて、ぶっ飛ばされました!!ライブでライブでライブで聴きたい!!こういうアグレッシブAimerさん大好き!!MVも楽しみです!!(早口オタク)#太陽が昇らない世界 pic.twitter.com/9y3cuxNah2



♪ダークネス
では「太陽が昇らない世界」の配信・リリースはいつになるのでしょうか?
Aimer【太陽が昇らない世界】のリリース・配信はいつ?
『太陽が昇らない世界』はいつリリースされるのか気になりますね!
【お知らせ】#Aimer 新曲「 #太陽が昇らない世界 」が7/18(金)公開『劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来』主題歌に決定しました!!
— Aimer&staff (@Aimer_and_staff) June 28, 2025
🎧7/19(土)0時~先行配信
💿7/23(水)26thシングル「太陽が昇らない世界」発売
▽詳細https://t.co/ISGHzGYivc
お楽しみに!
by staff#鬼滅の刃… pic.twitter.com/GqHsccassy
【配信】2025年7月19日0時先行配信
【CD発売】2025年7月23日リリース
CDは限定版の発売もあるようですよ。
■期間生産限定盤(CD+BD)
品番:VVCL2751-2752
価格:¥1,760 (tax in)
・『劇場版「鬼滅の刃」無限城編第一章猗窩座再来』アニメ描きおろしイラスト三方背ケース
・『劇場版「鬼滅の刃」無限城編第一章猗窩座再来』アニメ描きおろしイラストミニポスター付
(引用元:Aimer Official Web Site)



欲しい方は、お早めに!
今後も「鬼滅の刃」やAimerさんから目が離せません!
まとめ
Aimerさんの新曲『太陽が昇らない世界』の歌詞を映画鬼滅の刃の世界と重ねて考察してみました。
・鬼舞辻無惨という絶対的な存在
・煉獄さんの炎を継ぐ者たちの存在
・猗窩座の過去と心の傷
・ストーリーから離せない無限というテーマ
・鬼殺隊士達の不屈の意思
・猗窩座の人間性への哀歌
・修羅の道を歩む、猗窩座
リーリス間もない曲ですが、YoutubeでMVが100万再生突破しているようです(2025年7月現在)。
映画の余韻に浸りながら、この曲をじっくり味わいたいですね。
「鬼滅の刃」の声優・主題歌をもっと!
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