ボクシング界で”悪童”と噂されるルイスネリ（ルイス・エステバン・ネリー・エルナンデス）をご存じでしょうか？
過去に山中慎介選手と対戦したこともある実力派なのですが、ドーピングや体重過多、愛人騒動まで様々な悪童伝説があるのです。
”悪童”としてファンのイメージもよろしくないルイスネリですが実力や戦績も気になりますね！
それでは早速、悪童っぷりを見ていきましょう
ルイスネリの悪道伝説① 愛人連れで来日
ルイスネリはメキシコ生まれの29歳（2024年1月現在）。
いいねぇ
— mandy_since2000 (@mandy_since2000) January 20, 2024
オマエはそうじゃなきゃ盛り上がらんよ#井上尚弥#ルイスネリhttps://t.co/q8qPiX1tKG
2018年のスポーツ報知のネット記事によると、ルイスネリは山中慎介選手との再選に向けた予備検診で2/26に来日。
その際、個人的に”別の女性”を連れて来たのです！
ルイスネリは2017/12/16に娘（長女）が生まれたばかりなのですが・・
ルイスネリの恋人や子供は？
・メキシコ在住
・2人が結婚しているかは不明
・お子さんは現在は6歳？（2024年1月現在）
年末に赤ちゃんが誕生したばかりなのに、2月末には新恋人！？
これは見過ごせません！
画像引用：スポーツ報知
動揺を隠せないルイスネリ
”別の女性”について質問されると
その話題はやめてくれ！
とルイスネリ。
記者に「守るべき存在が増えましたね（子供や奥さんのこと）」
と聞かれると動揺しつつも高らかに勝利宣言をしたそうです。
生まれてすぐの第一子とパートナーを置いて、遠く離れた日本で浮気すればバレないとでも思ったのでしょうか？
動揺している様子からすると”黒”でしょう。
いくら強くても女性や子供を守れないのは「真の強さ」なのでしょうか！？
ルイスネリの悪道伝説② 体重過多で「ふざけんなよ！」
2018年3月、元ＷＢＣ世界バンタム級王者の山中慎介（当時３５）VS ルイス・ネリ（当時２３）の試合が行われました。
この試合は2017年8月に一度両者での試合があり、ルイスネリが王座を獲得。しかしのちにルイスネリにドーピングの疑いがかかり、再戦の運びとなったものです。
スポーツ報知の記事によると
山中慎介のコンディション
・王座奪還！
・前回の試合で敗れた因縁の相手！人生を懸けてリベンジする！
・この試合が勝っても負けても最後！ボクサー人生を全うする！
ルイスネリの体重過多が発覚
問題が起こったのは試合前の前日計量でのこと。
ボクシングの試合は体重によって階級が変わるため、計量はとても大切です。
なんとルイスネリが計量を達成できなかったのです！
この事態に山中選手は「ふざけんなよ！」と激怒！
愛人（？）と日本を満喫して食べ過ぎたのかな？それにしてもひどい
制限体重は53.5ｋｇ。
この事実にルイスネリ本人も頭を抱えていました。
体重差があるとパンチ力なども変わってくるのでしょう。これでは公平な対戦はできません！
2時間後に再度計量しましたが、やはり達成できず・・・
試合前に精神的に撃沈してしまった両選手。
試合前に王座剥奪
正午に当日計量が行われ、ルイスネリは57.5キロ（前日に58.0ｋｇの制限が決められていた）。
昼食を食べ、試合時には60.1キロまで増量・・・
体重制限ができていなかったのでルイスネリは試合前に王座が剥奪されました。
なので
山中選手が勝てば新王者
ルイスネリが勝つか引き分ければ空位のまま
ということになりました。
結果は・・
山中選手は計4度のダウンを奪われ、2回でTKO負け。
WBCの世界王座は空位のまま
山中慎介の右手を抱え込みながら左を打ち込むネリ。
— 山口裕朗 foto finito (@FinitoYamaguchi) March 2, 2018
どこまでもダーティーファイター。
Number Webですでに掲載して頂いた写真ですが、改めて掲載します。#山中慎介 #shinsukeyamanaka #boxing #ボクシング #luisnery #ルイスネリ #モノクロ #monochrome pic.twitter.com/2mVQKxAWKj
不完全燃焼で山中現役引退
この結果に会場では大ブーイング！
”体重ドーピング”とも言われました。
体重のハンデがありながらも負けは負け。
山中選手は現役引退を表明されました。
心待ちにしていた因縁の相手、しかも現役最後の試合に”体重ドーピング”で負けてしまった山中選手。
とても悔しかったことでしょう・・
ネットの声
・辛すぎて試合を見ていられない
・無効試合だ
・なぜこの試合を強行したのか
など山中選手をいたわる気持ちや、ルイスネリを批判する声が多く見られました。
また、産経フォトによると世界ボクシング評議会（ＷＢＣ）によってルイスネリは無期限資格停止になったそうです。
反省の色なし？！
のちにルイスネリは
「ファイターとしても、人間としても、もっと改善すべきだったが、起きてしまったことを申し訳ないと思っている」
（記事：THE ANSWER 引用元：米専門誌「ザ・リング」）
今さら反省しても遅いよ！
と語ったと思えば2024.1.17にYahoo!ニュースでこんなインタビューも・・
「ヤマナカとの２戦目、日本へ旅立つ15日ほど前まで友達とダベってばかりで気がついたら午前３時、４時という毎日。もちろんトレーニングは続けていたけど、始めると二日酔いに悩まされたよ。もう、そんな無茶はしていないけど、あの試合は楽だった」
Yahoo!ニュース
こうゆうところが日本のボクシングファンをイラつかせているのではないでしょうか・・
ルイスネリの悪道伝説③約束を破る、恩師に失礼
ボクシング・ビート米国通信員の三浦勝夫さんの記事によると、ルイスネリの非常識な言動が見えてきました。
①約束を守らない
山中選手との試合で4回取材アポを取るも、会えたのはたった1回のみ。
4時間の遅刻、丸1日待たされたなんてこともあったそうです。
取材中も口数が少なく、
「来日したら相撲と芸者が見たい」と発言したり、ファイトマネーで3000万円以上を要求したりと言動が子供っぽいといいますか・・
出身地メキシコでのインタビューやテレビ出演もドタキャンは日常茶飯事だった模様。
スポーツマンとしても素質が疑問ですね・・
②恩師も語る”モラルがない”
恩師であり、ルイスネリのマネージャー兼トレーナーであるラミレス氏。
どんなエピソードがあるのでしょうか？
・大事な用事も「すぐ向かう」などと嘘を言い、アマチュア時代から周りに迷惑をかけている
・恩師へのファイトマネーの未払い
・ルイスネリが幼少期の頃から金銭的にも支えてもらっていたのに、平気で別のトレーナーに乗り換えた
「恩を仇で返す」とはまさにこの事。
誠実さやボクシングに対する精神が欠けていると感じざるを得ません。
ルイスネリは本当に強い？戦績は？
女性問題、体重管理ができない等なにかとお騒がせなルイスネリですが、実際のところ強いのでしょうか？
戦績を見ていきましょう！
Wikipediaによりますと
ルイスネリの戦績は？
総試合 36・・・勝ち 35、KO勝ち27、負け１、引き分け 0
だそうです。
2015.5 デビュー戦 TKO勝ち →17連勝
2016.4 自身初のバンダム級王座獲得（判定勝ち）
その後も連勝が続いていたが
2021.5 王座統一戦で初黒星
などです。
処分やファイトマネーは？
ボクシングは階級制を前提としたプロスポーツ。
対 山中選手戦での体重過多が問題視され、2018年3月にWBCによってルイスネリに対し無期限の活動停止処分（日本での事実上の永久追放処分）が出されました。
その後2018年9月1日までの資格停止処分に変更されました。
さらにその後は2019～2023年間で分かるだけでも約5330万円のファイトマネーを受け取っています。
お騒がせな一面もありますが、実力は本物のようです。
まとめ
ルイスネリはボクシング界で”悪童”と言われています。
産後の自身の赤ちゃんとパートナーをメキシコに残し、愛人（？）と来日。
その後の試合前の計量で体重過多が発覚し、王座剥奪になりました。それでも試合に勝つという実力のある選手ということが分かりました。
実力はあるものの、大人としての自覚やモラルが欠けているという印象を抱いてしまいます。
はちゃめちゃなルイスネリ選手。今後の活躍と動向が注目されます。
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